2月3日(火曜日)節分の日、大好きなヴィンスが旅立ちました。
13歳でした。
13日の金曜日に生まれ、巳年で、節分の日に旅立つなんて
いつも鬼のようなキッとした目をしていたヴィンスにぴったりだね。
病名は肝膿瘍。この病気は非常に珍しい病気で、お世話になった
北大の先生でさえ10年間でニ匹の犬しか肝膿瘍と診断した事がなく
一匹は手術する事が出来ず、もう一匹も手術はしたけれど
いずれも助からなかったそうです。
入院する前日の朝は、いつものように朝ごはんの催促をするために
母を起こしに行き、後ろ足をしゃっしゃっと動かし
「早くごはんちょうだい!」と元気いっぱいだったので
ただただ「どうして?」と信じられない気持ちでした。
ヴィンスは、31日(土曜日)の夜に家に連れて帰ると決心した時点で
その日に逝ってしまってもおかしくない状態だと
北大の先生からも言われていましたが
その日から2月3日(火曜日)節分の日の朝まで生き抜き
大好きな母に抱かれながら幸せそうな表情で逝きました。
1月31日(土曜日)の夕方頃、最後の望みをかけて
こういう状態でも手術を引き受けてくれる
札幌にある動物病院を教えて欲しいと・・・
Twitter、Instagram、Facebookでお願いしたところ
友人を始めたくさんの方々がそれぞれのSNSで
RT、Regram、シェアして下さいました。
ブログで紹介して頂いたり、動物病院を調べて教えて下さったり
(市内だけでなく道外の方々も)、
ヴィンスと私達(母・姉・私)へ温かいコメントをたくさん頂き
悲しくて悲しくて頭の中が真っ白になっていた私の力強い励みとなり
パニックにならずに冷静にヴィンスとの最期のひとときを
過ごす事が出来ました。
土曜日でお休み中にも関わらずヴィンスと私達のために
時間を割いて下さり本当にありがとうございました。
皆さまの優しさに心から感謝しております。
0 件のコメント:
コメントを投稿